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「ルナパルク」「ルナドーム」「ルナポリス」のルナシリーズと
TAIGAのマンションを数多く手がけられた設計者 土城敏彦氏。
お二人の出会いからルナシリーズにまつわる秘話などを「ルナ パルク」の
一室で語っていただきました。(この記事は2005年取材の記事です。) |
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●鷲尾 |
1989年に神戸青年会議所に入会したときに初めてお会いしました。そこで、あるイベントに参加したときに、それぞれ屋台を出していましてなぜか「気」があったんです。お互いポリシーと信念を持って仕事をしていましたので、何か感じ合うものがあったのかもしれないですね。 |
○土城 |
同じ年生まれということもあり、あっという間に意気投合しましたよね。 |
●鷲尾 |
ちょうどその時何かいいものを建てたいと考えていて、それなら、ぜひ土城先生にと思いお願いすることにしました。 |
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●鷲尾 |
昔は田んぼで何もないところだったんです。 |
○土城 |
ルナパルクができる前は広大な敷地があるのみで、人も少ない地域でしたので「シンボリックな建物にし、ルナパルクができることで地域に活気がでれば」と思いながら設計しました。1階部分には店舗が入れるように、どこから見てもオシャレに立体的に見えるようにと、工夫をこらしました。 |
●鷲尾 |
ルナパルクができた当時は1階部分に様々な店舗が入っているということもあり、地域のオアシスでしたね。 |
○土城 |
この近辺は学生マンションが多いので、あえてファミリー向けのマンションにしました。2階の広場はお子さんに遊んでもらえればと思い造ったんですけど、今日見ると、虫取り網が落ちていたので「あ〜利用されているんだな」と嬉しくなりました。こちらの思惑通りに利用していただいている様子を見ると設計冥利につきますね。 |
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●鷲尾 |
ルナパルクはしっかりした造りですよね。築14年になりますがコンクリートもタイルも割れていません。しっかりとした施工をすると鉄筋構造の建物は100年くらい持つといわれてますからね。ルナパルクは世界遺産並ですよ。 |
○土城 |
ルナパルクは施工期間を1年以上設けさせていただいたので、しっかりと造ることができました。その他、私の手がけたルナシリーズは随所にこだわりの素材を使わせいただいています。外観に使用しているタイルも当時の主流の安いタイルではなく、日本有数の高価なものですし、窓のデザインも凝ったものにさせていただきました。 |
●鷲尾 |
マンションの施工期間は「階数+2」ヵ月が主流ですが、これではなかなかいい仕事をしてもらえないんです。コンクリートも割れてしまいますしね。今は「これを外したらいくら安くなる」という引き算の時代ですが、当時は付加価値と差別化が一番でしたから。今振り返ると古き良き時代を感じました。 |
○土城 |
全て「目配り、気配り、心配り」だと思います。自分が住んで一番心地よい空間を造りたいと常に考えています。 |
●鷲尾 |
だから、今、土城先生の建物は人気があるんですね。
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| <ルナドーム> |
●鷲尾 |
全くの空き地だったところに、知り合いの方から「鷲尾さん。私、ここで開業したいからビルを建ててよ。」と言われたのが発端です。1フロアーに整形外科ともう一つの医療機関と薬局も入れてコンセプトは「医療ビル」にすぐ決まりました。 |
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○土城 |
実はルナドームの敷地は、現在の半分の予定だったんですよね。 |
●鷲尾 |
そうんなんです。元々は半分の敷地でペンシルビルを建てる予定だったんですが、隣の土地がちょうど売りに出されていましたのですぐに購入し、土城先生にお願いしてルナドームを建設することにしたんです。 |
○土城 |
いいものを作りたい!という鷲尾社長の思いがすごく感じられたので、結構プレッシャーでしたよ(笑) |
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| <ルナポリス> |
○土城 |
ポリスは「特徴的で面白い形ですねと」よく言われます。私自信も造っていて楽しかったですね。 |
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●鷲尾 |
なかなか絵になる建物ですよね。92年8月竣工だったんですけど、当時、神戸市住宅供給公社の抽選で平均倍率3.9倍で大人気でしたよ。 |
○土城 |
ここも元は田んぼで何もなかったんですが、どうしたら人が集まってくれるんだろうと考えた結果、やはり目をひく外観にしなければと思い、ルナポリスは誕生しました。 |
●鷲尾 |
今では、周辺にスーパー・金融期間・喫茶店・医療機関と生活に必要な店舗がそろい、大変便利にな街になりました。入居者の方に「便利で住みやすいですね」と言われました。 |
○土城 |
ルナポリスの特徴として全室にトランクルームがありますが、実は賃貸マンションには珍しい設備なんですよね、。鷲尾さんと「入居者のために全室につけよう!」と意見が合い実現することになりました。「愛のある設計」がモットーでしたから(笑) |
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終始絶えることがなかったお二人の笑顔と豊富な話題には
長年築きあげた信頼関係を垣間見ることができました。
「ルナシリーズ」と共に。
お二人はこれからも充実した住文化のために歩み続けるのだと思います。 |
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